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2015年7月12日 (日)

レイヴングラス・アンド・エスクデイル鉄道(その1)

今回ご紹介するのは超狭軌の鉄道です。

超狭軌というのはたった今鍋屋町が作った造語である。

狭軌というのはハッキリしている。軌間が標準軌4フィート8インチ半(1435mm)よりも狭いものは全て狭軌である。しかし超狭軌には感覚だけで定義は無い。なんとなく気分的に書いたので、もっとよい語を思いつけば差し替えたい。

湖水地方の西海岸沿いにはブリティッシュレイルBRのカンブリアン・コースト線が通っている。BRの路線はこんなド田舎(失礼!)でというところでも大抵複線であるが、この線はさすがに一部単線区間が存在する。ちょうど関西線の名古屋口のように単線区間と複線区間が次々に現れる。もちろん、宮脇俊三が「利用している人には申し訳ないが、人生の落伍者になったように感じる(すみません、正確な引用ではありません)」と書いた非電化時代の関西線名古屋口と比べても劣る運転頻度である。

いきなり余談になるが、西側諸国最初*の原子力発電所コールダーホールはこの田舎、この線のセラフィールドにあった。また原子燃料再処理施設も同じくセラフィールドにある。

ローカル線であるが、セラフィールドのヤードは結構な大きさがあり多数の貨車が止まっていて、プラントの方向に伸びている専用線(あるいは専用鉄道?)が見えた。その昔は原子力プラントをバックに蒸機の写真が撮れたのだろうか。

*西側最初:ソ連(当時)にはこれより先に建設運転した原子力発電所がある。

このセラフィールドから10kmほどに南(方位としては南東)にレイヴングラス駅がある。
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ここから
15インチ(381)ゲージの鉄道がでている。レイヴングラス・アンド・エスクデイル鉄道(Ravenglass and Eskdale Railway)である。軌間は15インチ(381)、 現在延長7マイル(11.3㎞)である。

標準軌の線路と比べて如何に狭い(小さい)か、ご覧いただこう。
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No.11
 ボニー・ダンディーBonnie Dundee レイヴングラス駅での静態展示である。
20140909bwdsc_0086

1900
Kerr Stuart製 新製時は0-4-0WT ウェルタンク機でスコットランドのダンディー・ガス工場で使われた。此処に来たのは1976年で2度の改造を経て、現在はこのように0-4-2 テンダー機となり、瓣装置も元のスティーヴンソン式からサザン式に変更された。

続く

あまらぼ鍋屋町

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